埼玉麺業組合 川越支部「マコモダケ栽培事業」

      2016/06/03

読者の皆さん、こんにちは!

埼玉県そば商組合川越支部、青年会会長の藤井健蔵です。このブログには初投稿です。よろしくお願いします!

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川越支部での先日の活動を記事にしてみたので、読んでいただけたら幸いです。

2016年5月30日(月)

15時に川越市福田の高梨農園さんの水田でマコモダケの栽培の植付けを行いました。

今回は川越支部でも初めての試みでマコモダケの植樹、栽培、収穫、試食そして各店舗へのメニューとして提供が目標として事業を開始しました。

第1回目は植樹の作業を組合員、農家さん合わせて13名で参加しました。

聞き慣れない方もいると思うのでマコモダケの簡単な説明をさせていただきます。

マコモは日本、東アジア、東南アジアに分布する草丈1.5〜2.0mになる大型の多年草で沼や川に群生するイネ科の植物です。

茎が軟化肥大化して食用となりその白い部分がマコモダケとして料理の食材として使用されてます。

中国をはじめ、ベトナム、タイ、ラオス、カンボジアなど東南アジア諸国で古くから食用や薬用として身近な植物で、日本でも「古事記」や「万葉集」などにもその名前が出ているそうです。

マコモダケはクセがほとんどなく、柔らかい筍のような歯ざわりがあり、ほのかな甘味とかすかにとうもろこしのような香りがします。

マコモダケはその食感や食味が非常にいい割にまだまだ知られていない食材です。

収穫期はとても短く、9月中旬~11月までの約一か月。美味しく食べれる時期は9月下旬~10月の中旬ぐらいまでです。

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写真は昨年度勉強会で使用したマコモダケです。

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小雨の降る中始めに青年会長が挨拶しマコモダケ農家の谷道さんから植付けの指導をレクチャーしてもらいました。

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予想してた苗よりも大きかったです。 両手で土底へ押し込む感じで植付けます。

『いざ田んぼへ!』

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クロックス(サンダル)を履いたまま進入したものの次の一歩が……。 どうやら沼地にクロックスが、ハマってしまって身動き出来ず初っ端から文字通り足踏み状態です(笑)

…と言う事で裸足で進入。

『気持ちいい〜♡』

幼少期の頃に泥遊びをした懐かしさを感じました。

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雨も弱くなり作業が思っていたより進みました。

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押すなよ!押すなよ‼︎

もはや振りだと思いますが大人なんでね…笑

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親子で参加!楽しそう‼︎

1時間もかからず作業は終了し楽しく体験させていただきました。

9月中旬には収穫予定です。 ご協力頂いた農家の谷道さん、高梨農園さんありがとうございました。

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ライター 【川越 寿庵喜多院店 藤井健蔵】

http://www.kawagoe.com/kotobukian/kitain.html

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