常設型「こども食堂」への取り組み‼‼

      2019/06/13

越谷そば商組合

越谷市は「越谷そば商組合」と「蒲生そば商組合」が有ります。昨年、筆者は越谷そば商組合の組合長に就任しました。40年近い歴史のある当組合も会員減少に歯止めが掛けられません。これから先も団塊世代の後継者のいない親父衆がたくさん控えています。先細り感は否めません。

昨年、近所に住む「NPO法人地域こども包括支援センター」 理事長・「埼玉県こども食堂ネットワーク」 代表で常設型「こども食堂」を開設している野口さんから、「こどもの貧困」「食事の場所」「和みの場所」の現状を聞きました。常設型「こども食堂」の必要性・多店舗展開する難しさ・不特定多数に有料で食事を提供する場合の「営業許可証」取得の難しさ等々を教えて頂きました。

越谷市の全域に常設型「こども食堂」を作りたい

一か所ではどうにもままならい現状をどうにか打開したいとの話でした。早速、越谷そば商組合の役員会で話し合いを持ち、野口さんを交え数回の会合を開きましたが・・・昨年度は、具体的な行動に移すことが出来ずに居ました。が、話し合いの経過ややり取りは、各役員さん達にも届き下準備が出来たのかな?と振り返ります。

今年度は、「越谷そば商組合の組合員店舗18軒が、常設型「こども食堂」に成る‼」を目標に会合を開いて来ましたが、何とか出発点に立つ事が出来ました。が・・・全店参加は高い壁が有り只今の参加予定店舗数は15軒です。

※【子ども食堂がイッキに18食堂オープン!】「NPO法人地域こども包括支援センター」では、これまで常設の子ども食堂を運営し「埼玉県こども食堂ネットワーク」の代表として、子ども食堂の開設支援を行って参りましたが、圧倒的に不足している子ども食堂を「越谷市蕎麦商組合」とタイアップし、他県レベル数の18食堂を6月の「食育月間」に合わせてオープンすることになりました。詳しくはNPO法人地域こども包括支援センターまで
————–現在参加店舗予定は15軒です。

これから

今年度は、チョットゆっくりしたスタートです。何年も続けて行きたい事業だと思っていますので、焦りません・無理をしない・組合員と周りの理解・周知・組合員の仲間の理解と協力が必要です。まだまだ新米組合長で紆余曲折有りそうですが、関係各位様のご指導ご鞭撻、そして何よりもこの取り組みを応援して頂ければ幸甚に存じます。

※役員会の様子※

最終的には、
・「常時安価な食事の提供」
・「孤食から抜け出し」
・「些細な声掛けによるコミュニケーション」
等々・・・

今年度の取り組みの詳細は後ほど‼‼
6月の「食育月間」最終日に・・・

TBS【Nスタ】2017年6月27日YouTube
20分頃から「こどもの貧困」「埼玉県こども食堂ネットワーク」の代表の野口さん出演。

この記事を書いた人

岡田 博義
埼玉県越谷市で50年、親子二代で営業中。
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高校を卒業後「大阪 あべの 辻調理師専門学校」へ
調理師免許取得後、「朝日屋食堂」に就く。

30歳を目前に越谷蕎麦商組合青年会に入会。
その年の埼玉県麺業組合主催の【手打ち蕎麦・うどん技術講座】に参加。
これを機に、埼玉県麺業青年会の活動にも精力的に参加。
5期10年の副会長を経験し、第8代埼玉県麺業青年会会長を務めた。

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【そば うどん 朝日屋(二代目朝日屋三郎)】
そば うどん 朝日屋

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