「埼玉県浦和の天ぷら素材にこだわる蕎麦屋さん」に潜入捜査!

   

埼玉大学のほど近く、通称「埼大通り」に面したお店です。

 

実はこちらの店主、組合の勉強会でよく講師をしていただいています。以前、こちらのブログにも勉強会の様子が紹介されました。

すごくシャイな方ですが、とても勉強されていて特に鮮魚に関して秀でています。

「良い鮮魚の見分け方」、「捌き方」、「保存方法」など。

天ぷらの勉強会では【ホタテの貝柱に熱湯をさっとかけ、冷水で冷やし水気を取る。ジップロックなどで空気を抜いて冷蔵庫へ。これで日持ちが相当変わりますよ!】というような非常に参考になるありがたいお話も聞けました。

 

実のところ、知り合ってから10年以上経ちますがいまだ未訪問のお店でしたので、このブログの記事になると思い伺った次第です。

 

毎朝市場で仕入れる素材達。どんな天ぷらネタがあるかワクワクしながらお邪魔しました。

連絡せずに行ったものだから、驚いた顔が見れました!笑

 

天ぷらを揚げる場所の目の前にある席に座ると、、、

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「今日はアナゴとマグロのいいのが入ったよ」と捌きたてのアナゴを見せてくれました。

アナゴ!もちろんいただきます!

 

メニューブックより、やはり壁にかかった本日のおすすめが気になります。

新タケノコに、白子、牡蠣、小柱、ホタテ・・・旬の食材ばかり。

鯛兜焼きとか、酒のアテにしたい・・IMG_4138

いやいや、今日は天ぷらが目当て。何が入るかわかりませんが、全部食べてみたいので盛り合わせとせいろそばで頼んだら、

 

「一人じゃ食べきれない量だから、天せいろがいいんじゃない?」と言われて素直に従うことにします。

 

揚げる時にパシャリ

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天せいろは海老二尾、キス一尾、野菜四品が入ってこの金額は良心的です。

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そばはうっすら透明がかり、さらりと食せる食べ飽きしないタイプです。

 

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奄美大島沖、特上本マグロを少量でいただきました。

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アナゴは撮り忘れてしまいましたが、ふんわりとした身に良い香りがする特上なアナゴです。キスやマグロもそうでしたが、やっぱり本物はこうでなくちゃ。自分の店もこんなネタを出したいな。

そんな思いにさせられる潜入捜査でした。

 

 

そうそう、鍋を主とした勉強会の時も講師をしていただいたのですが、こちらのお店でコース料理に出している「鴨すき」。

羅臼昆布とシイタケのみで取った出汁が非常に秀逸、美味でした!コースを頼まれる方は是非食べてみていはいかがでしょうか。

 

松栄庵

http://4travel.jp/domestic/area/kanto/saitama/oomiya/urawa/restaurant/10983517-tips/

この記事を書いた人

松本 英利そば御膳 むさしや  店長
埼玉県川越市の郊外で両親が創業した蕎麦屋を営んでいます。

料理人の気持ちのこもったお店や料理を探す、食べ歩きが大好きです。

ヒトサラのページ
http://hitosara.com/0002100566/

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