U-23日本代表オリンピック決定おめでとう!から分かる蕎麦の凄さ。

      2016/02/05

 

サッカーU-23日本代表が韓国との激闘の末、オリンピックへの参加を決めましたね~♪
今回は、本当に激闘だった日韓戦から学んだ、蕎麦の凄さと食事の大切さをお伝しようと思います!

 

日韓戦を見ていて気付いた、食事の大切さ

 

理由は単純でつまらないから。不用意なバックパス、感じられない戦う意思。なので最近は録画もしないで、ヤベッチFCでダイジェストだけ見ていたのですが、オリンピック予選の日本代表U-23は違いました。
積極的だし、戦う意思が見られて見ていて面白く、結局全試合を見てしまいました(笑)

 

決勝戦以外も本当に激闘で、こんなに興奮したのは久しぶりだな~。という位面白かったのですが、日韓戦はさらにエキサイティングでしたね。

見ていない方は見てほしいのですが(youtubeで検索すると見れるかもしれません。)後半途中までは、韓国に完全にやられていたんです。
前半0-1、後半開始直後に0-2。もうその時点で「あ~負けたな。」韓国戦の他の試合を見ていなかった僕は完全にそう思いました。でも解説のゴン中山さん、松木安太郎さんの言葉がひっかかって、深夜にもかかわらず、次の日仕事があるにもかかわらず見続けたんです。

 

「韓国は後半、足が止まって運動量が落ちますから。」
「前回の試合も後半何人も足がつっていましたから。」

 

この言葉と、0-2でやられているのにもかかわらず落ち着いている、Uー23日本代表選手が気になって見続けました。

後半半分をすぎてもまだ韓国の選手は元気で、ダイレクトパス、2人目3人目が流動的に絡んでくるパスワークをゴール前だけでなく、フィールド全部でやっていました。
いつ運動量が落ちるのかな~?と不安に思ったころ、韓国選手の限界が見えたプレーがありました。
日本が攻めようした縦パスを、韓国選手がパスカットしたのですが、誰も取りに来ていないのにパスミスをしたんです。

この瞬間「おっ!限界来たか^^」とテンション上がりました。
そしてその後、日本代表は0-2を逆転し3-2で劇的な逆転勝利を決めたんですね!

試合を見たなら分かると思うのですが、韓国選手の運動量の変化は凄まじかったです。深夜に一人テレビを見ながら「どうした?なんでこんなに落ちるんだ?」とぶつぶつ言ってたくらいですから(笑)

 

日本選手と韓国選手のちがいは?

 

で本題です、このとき理由を考えていた僕は一つのお話を思い出しました。
それは人力車夫の食事のお話しです。

kagoya

昔いた人力車夫って知ってますか?今でいうタクシーなのですが、もちろん車など無いので、かごをかついでかなりの距離を移動したそうです。
でその人力車夫の凄さに興味の沸いた外国人が、「お肉を食べたらもっと凄いことになるんじゃない?」とお肉を食べさせたそうなんですが、逆にお肉を食べた人力車夫は走り続けることが出来なくなってしまったそうです。

では人力車夫たちは何を食べていたのか?
それは、今では考えられないくらいの粗食。だったそうです。

人力車夫を2人雇って3週間彼らの食生活を調査しました。肉類などの高タンパク・高脂質のいわゆる彼らの理想とする食事を摂らせながら体重80キロの人を乗せて、毎日40kmを走らせたところ、3日目で疲労が激しくなり、元の食事である米・大麦・イモ類・栗・百合根など(高炭水化物・低タンパク・低脂質)に戻して欲しいという事で普段通りの食事に戻すとまた元気に走れるようになるという結果がでました。
食と健康 日本人には日本食が最高である事を証明したベルツの実験より

なんと飛脚の食事は一日二回玄米の乾飯(ほしいい)と漬物程度だったという。そして普段の食事も麦入り玄米ご飯、漬物、いわしの塩焼き、味噌汁、たまに豆腐や納豆程度だったようだから、現代人の食事から考えるとかなりの粗食である。それでも驚異的な体力で元気に荷物を運んでいたようだ。この美しき瑞穂の国 飛脚の食事より

ベルツらが日光見物に行ったとき、乗って行った人力車二台は早朝上野を出発して日光街道をひた走り、110キロメートルあるところを14.5時間で、日光に到着したと述べ(略)
この日本人車夫の耐久力に驚いて、ベルツは車夫の食事を調べたところ、粗食でたんぱく質はフォイトの基準の六十パーセント~八十パーセントの間にあって、多量の米、ジャガイモ、大麦、粟、百合根が主であったと記している。ベルツが日本の車夫に肉を食べさせたら走れなくなった件より

 

蕎麦はスーパーフード!

 

これが日韓の選手にもあてはまったのかな~?というのが僕の推察。

かってな想像ですけど、韓国選手は肉食、日本選手はバランス食。という感じないですか(笑)そうなると、日本選手の方が持久力があるのは当たり前なのかな~と。食事まで管理した日本の勝利は運では無く、実力と言えるな~と。
(事実、優勝後のヤベッチFCでディフェンダーの植田選手が料理について優勝した要因だといっています。)

 

ここでやっと蕎麦が出てきます(笑)

蕎麦ってとてもバランスの良い食材で、人力車夫たちが食べていた「玄米」に近い栄養バランスをしています。参考そばは玄米のパワーを超える健康パワーをもつ

ちょっと比較してみると、エネルギー、たんぱく質、脂質だけでなく、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄分などなど、玄米に比べてそばの方が上回っている成分がたくさんある事が分かります!

最近は玄米ご飯を家庭で食べたりと健康志向の人が取り入れていますが、蕎麦も玄米と同じくらい、いや玄米を超える位の健康食品なんですよね^^

 

健康に良くて、食べても太りにくくて、さらに長時間走れるくらいのエネルギーを持っているなんて、あらためて書いてみたら本当に最高の食事だな~!と思ってしまいました(笑)

健康に気を使っている、ダイエットしている、ダイエットしたい、糖質制限している、便秘気味などなど、蕎麦で解消出来そうな事はたくさんあります。

そばを食べて、美味しく健康になりませんか?

この記事を書いた人

濱口 誠
さいたま市大宮区の「石臼挽き手打ちそば吉敷末広」店主です。自分でも蕎麦についてのサイト「ソバヤコム」を書いている関係から、組合のブログ活動にも参加させて頂くことになりました。
特に健康と蕎麦の観点から、お役に立てるお話をご紹介していきたいと思います!
応援よろしくお願いいたします^^

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