【生衛法】をご存知ですか?営業施設の衛生水準を厳守‼‼

      2019/06/13

・平成28年度生衛業経営セミナー

平成29年2月27日(月)
午後1時30分から
東京都港区にある全国生衛会館で行われた「平成28年度生衛業経営セミナー」に
参加して来ました。
参加者は、埼玉県麺業青年会でこのブログのライター仲間の羽田野さん、
【麺タメ!】出張そば打ち教室講師の前原さん、
当時埼玉県麺類業生活衛生同業組合副理事長をしていた森さん、
そして当ライターのわたし(^^♪の4人です。

全国の生営業のセミナーの講師という事で、「旅館・ホテル業」から
有馬温泉 陶泉 御所坊 主人 金井啓修氏
15代目当主は、国土交通省観光庁の『観光カリスマ百選』に選ばれた金井氏です。
平成28年2月に「カンブリア宮殿」に出演。

有馬温泉再生と生衛業

1.有馬温泉について

  • 世界的に希有な有馬の温泉
    一言メッセージ 「湧くはずのない所に、湧くはずのない湯が湧く」のが有馬の温泉なのです。有馬の泉源にお越し頂くと表示されているのですが、地下200mから100℃に近い温泉が湧いています。ところが近畿地方には火山がありません。どこに熱源があるのでしょうか? 湧くはずのない湯とは、世界中探しても有馬と同じような温泉が湧いていないのです。その不思議な温泉は神戸の産業にも深く関わっています。 また阪神淡路大震災から20年がたちました。日本最古の歴史を持つ有馬温泉は400年ごとの地震による復興の歴史とも言えます。地震と温泉、これまた切っても切れない関係があるのです。 その世界的に珍しい有馬の温泉をご紹介いたします。是非お越し頂き、神戸に世界的に稀有な温泉が湧いていることを知って頂きたいと思います。
  • 日本最古の温泉地の歴史
    豊臣秀吉もこよなく愛した伝統の湯どころ。遠く神代にさかのぼるいわれをもち「天下一の霊泉」として名高い湯処。奈良時代に行基が温泉による病気治癒を始め、鎌倉時代には禅僧仁西が現代に引き継がれる12の坊をつくった。【 有馬の温泉は赤茶色い! それを金泉(きんせん)とよんでいる。 】有馬の温泉は塩分と鉄分を多量に含んでいるので、湧出時は無色透明ですが空気に触れて酸化して赤茶色の色をいたします。
  • 2.阪神大震災からの復興
  • ランチクーポン
  • 有馬涼風川座敷
  • ホテル花小宿と言う考え方
  • 有馬八助商店
  • そぞろ歩き
  • 復興を急ぎ過ぎた弊害
  • 有馬マスタープラン2
  • インバウンドの推進
  • イージーランブル
  • 有馬山椒復活プロジェクト
  • ピンチをチャンスに
  • まちづくり会社からDMOへ
    DMO(Destination Management Organization:デスティネーション・マネージメント・オーガニゼーション)とは、観光物件、自然、食、芸術・芸能、風習、風俗など当該地域にある観光資源に精通し、地域と協同して観光地域作りを行う法人のこと。

生衛業、知って得する法的知識

~セクハラ・パワハラを中心として~
1.法治国家と契約社会

2.弁護士とは
・法的な助言
・どうして弁護士は悪い事をした人の弁護をするのか?
・代行者とどこが違うの?

3.裁判所とは
・調停
・訴訟

4.ハラスメントについて
・パワハラ
同じ環境で働く者・行動する者に対して、
地位や人間関係の優位性を背景に、
業務の適正な範囲を超えて、
精神的・身体的苦痛を与える行為。
(業務から意図的に外す・仲間外れにする・意図的に話をしない・・・)

・セクハラ
他の人を不快にさせる性的な言動(地位利用型・対価型・環境型も含む)
視線を浴びせる
性的な発言
身体への不必要な接触
性別による役割分担をすべきとする意識に基づく言動

・マタハラ

・モラハラ

クレーム対応
・記録を残す
・窓口の一本化
・法治国家のルールに従う

 

 

 

・生衛法

「地域密着!衛生的で快適な国民生活を支えよう!組合員倍増!一人が一人を誘おう!」
(公財)全国生活衛生営業指導センターのスローガンです。

平成29年は生衛法制定60周年
~生衛法は生衛業を守る基本法~
 昭和32年に制定・施行された生衛法(生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律)は、平成29年に60周年を迎えました。法制定当時は、戦後の経済復興で生衛業施設が増えるなか、低価格店等が全国に拡大し、経営基盤が極めて脆弱な営業者は顧客争奪のために過度な競争に陥り、その結果、生衛業経営において衛生水準の保持に困難を来すことが懸念されました。生衛業の先達は、同業者の過度の競争を防止し、経営の安定をもたらすための措置を講じることによって、公衆衛生の向上及び増進を図るという趣旨で、法律の制定を国会に請願し、生衛業界が一丸となって行動した結果、制定されたのが生衛法です。
 超高齢社会においては、安全・安心な社会環境づくりが求められており、生衛業は、地域に根差した産業として、「つながり」、「顧客基盤」、「人情」、「ぬくもり」、「小回り」、「笑顔」の対面サービス、迅速性等経営面の強みを生かして、お客様に喜んでいただき、地域社会に貢献していくことが期待されています。
 いつの時代にあっても、生衛業は、地域密着産業として、日々の国民生活に欠かせない生活サービスを提供しています。生衛法は、営業者の自主的活動として設立される生活衛生同業組合設立の根拠法であり、公衆衛生の向上を図るため、生衛業の健全な経営を確保することを目的としており、生衛業にとっての基本法となっています。
~生活衛生営業指導センターも生衛法に基き設立されています~
 生衛法は、昭和54年の大改正により、生衛業の経営の健全化を通じて、公衆衛生の向上及び増進に資するとともに、消費者・利用者の利益を擁護することを目的とする法律となりました。都道府県及び全国生活衛生営業指導センターの設立もこの改正で規定されました。

是非、「生衛法ポケットブック」を一読して頂ければ幸いです。
生活衛生同業組合 (生衛組合)は、法律に基づき
設立された営業者の自主的な活動団体です。
営業施設の衛生水準を守り、経営の健全化と業
界の振興を推進するために、営業者の自主的活動
として、生衛組合が業種ごとに各都道府県に一つ
だけ組織され、設立された組合により、全国を通
じて一つだけの生衛組合連合会を組織しています。
このポケットブックは、「生活衛生関係営業の
運営の適正化及び振興に関する法律」(生衛法)に
基づき設立される生衛組合、生衛組合連合会に関
する基本的事項をまとめたものです。
皆様の身近において、ご活用ください。

公益財団法人 埼玉県生活衛生営業指導センター

ホームページ

生活衛生営業指導センターは、「生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律」(昭和32年6月 法律第164号)に基づき、都道府県に一を限って知事が指定した法人です。国民生活に密着した理・美容所、クリーニング所、旅館、一般公衆浴場、映画館、及び鮨店、麺類店、中華料理店、料理店、喫茶店などの飲食店や食肉、食鳥肉の販売店の衛生水準の維持向上や経営の健全化についての相談指導や講習会等の開催及びこれらの店舗の利用者や消費者の利益を守る事業をおこなっています。

・埼玉県の各種生活衛生同業組合の紹介

理容業美容業興行場クリーニング業公衆浴場(銭湯)旅館ホテル麺類業(そば・うどん)・氷雪販売業・食肉販売店・その他飲食店・すし店食鳥肉販売店喫茶店中華料理店・社交業・料理店

・これからの埼玉県麺類生活衛生同業組合の活動

会員減少が止まりません。
今一度「生衛法」を会員が理解し、未加入店舗店主を誘えるように。
また、加入促進PRを出来れば幸甚に存じます。

この記事を書いた人

岡田 博義
埼玉県越谷市で50年、親子二代で営業中。
お店のFBページはこちら
高校を卒業後「大阪 あべの 辻調理師専門学校」へ
調理師免許取得後、「朝日屋食堂」に就く。

30歳を目前に越谷蕎麦商組合青年会に入会。
その年の埼玉県麺業組合主催の【手打ち蕎麦・うどん技術講座】に参加。
これを機に、埼玉県麺業青年会の活動にも精力的に参加。
5期10年の副会長を経験し、第8代埼玉県麺業青年会会長を務めた。

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【そば うどん 朝日屋(二代目朝日屋三郎)】
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